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麻雀にかぎらず、マナーとはお互いが気持ちよくおつきあいするためのものです。
スポーツや武道の中にもルールではないけれど、マナーとして守らなければいけない決まりがあります。
麻雀にも対局を円滑におこない、他人を不快にさせないようにするマナーがあり、らぽんでは以下を採用・推奨しています。
ただしマナーは他人へ強要するものではありません。スタッフからは注意させていただきますが、プレーヤー同志の注意はトラブルになることが多いので、他の方のマナーが気になる際にはスタッフへお申し付けください。
必要なマナーとその理由
1 ツモまたは打牌のときに牌を卓に叩きつけない(強打禁止)
→ 威嚇、挑発行動にみえます。また機械や牌が壊れる原因になるのでやめてください。
2 ポン・チー・カン・ロン・ツモ・リーチなどの不明瞭な発生
→ 発声がクリアでないと、他の人が次の行動をして混乱します。
言った、聞こえなかった、のトラブルの原因になります。
3 打牌の時に牌を呼称しない
→ 他の人の間違いをあえて誘発する行為に映ります。
4 一度河に捨てた牌を戻す
→ 捨てた、捨てないというトラブルの原因になります。
河に牌の一部がついたら戻すことはできません。
5 捨牌を6列3段で並べる
→ 6列3段で捨てる事でお互いが順目を確認できます。
他家のリーチの場所が分かりやすくなります。
6 手牌に関することを口にしない
→ 自分の手牌に関することは、どういう理由であっても三味線行為になります。
他の人の手牌に関することは、気づいていない人への注意喚起ともとられ、結託行為のように映ります。
7 他の牌を手に持って打牌する(複数牌を持って切ってはいけない)
→ イカサマをする人に多い行動です。
イカサマをするつもりがないなら無用な誤解を招かないようにしてください。
8 先ヅモ
→ 上家が捨て終わる前に手を伸ばすと、捨てた牌がその手に隠れて他の人が見えづらくなります。
誰かが鳴いた場合に先ヅモした牌を戻す時、それが本物かどうか疑われる原因にもなります。
先ヅモで確認した牌より、上家の捨てた牌がよい場合は戻してポン、チー、カンするなどの行動もできます。
下家がせかしてくるような気がして落ち着かなくなります。
つまり先ヅモは他家にモヤっとした不快感しか与えません。
先ヅモで山に触れた人は上家の打牌に対して一切のポン・チー・カン・ロンができません。
9 暗カンを右端に出さず手牌に入れたままにする
→ カンは4枚揃っているかきちんと明示し右端へ置きます。
手牌の中へいれておくと数牌のカン材を使って手を構成できるからです。
また字牌のカン材を安牌として切る可能性も想定されるので紛らわしい行動になります。
カンと発声後、4枚が揃っているか全て見せ、右端にだしてください。
10 リーチ後に他の人の手牌または裏ドラをみる
→ リーチ後には手が変えられないから見てもよいと言う人がいますが、競っている状況で裏ドラが
のっていなかったらあがらない、他人の当り牌だったら放縦しないようにカンをするという選択肢が
あるため見てはいけません。
11 故意にみせ牌をする
→ 故意のみせ牌には情報を撹乱させる目的があるためです。
12 他家のアガリに対してと批評、口出しをする
→ 他の人は自分と同じ考えではありません。善意からのアドバイスでも悪意にとられかねないケースが
あるので、どのような場合でも口出しはしないよう心がけましょう。
13 ゲーム中に見苦しい態度をとる
→ ゲームの勝敗によってふてくされたり、上機嫌だったりするのは、他の人にとっては面白くないものです。
14 歌ったり口笛をふいたりする
→ 他の人に合図を送っているようにとられかねません。
マナーは、基本的には同卓のプレイヤーへのリスペクトです。
15 リンシャン牌おろしてからドラをめくりましょう。
→ リンシャン牌は落ちやすいので、ドラをめくる前に山から降ろしましょう。
降ろすことが目的ではなく、落ちて見えてしまいカンの判断材料、情報となるのを防ぐことが目的です。
16 牌山は対面がとりやすいように推牌(山を前にだすこと)をしてあげましょう。
→ 自分も対面が遠いと取りにくいです。全体のゲームのスムーズな進行を補助する行動です。
17 ツモった牌は手牌へ入れず一番右に置いて考えましょう。
→ 気づかずに聴牌している場合もあります。その時に手牌へ入れると符がつきません。
また毎回のツモ牌を手の中へ入れて考えると時間がかかります。普段から右に置いて考える習慣を
つけましょう。
18 牌山が短くなったと中央へ向かって少し動かしましょう。
→ 自分の前の牌山が少なくなり、左に寄りすぎていると、隣の牌の奥になっていて取りにくいです。
指があたって山を崩すこともあるので中央へ向かって少し動かしましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。はじめはわずらわしく思うかもしれませんが、初対面の方どうしでも不快なく楽しい時間を過ごせることを目的としています。マナーが身につくと自分のトラブル回避にも役立ちます。少しずつ習得していきましょう。
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